発売までの経緯

ＪＡおかやま様が、ブランド米を検討されるにあたり、単なるブランドではなく
環境まで意識されたコンセプトの発案から、「瀬戸内かきがらアグリ事業」を
立ち上げられました。

「瀬戸内かきがらアグリ事業」とは、瀬戸内で消費された牡蠣のかきがらを
土壌改良・水質改良に用い、その土や水が海に流れ、環境改善された
海で牡蠣が育つといった循環型のアグリ事業になります。

さらに、「里海米」とは、かきがらを用い、人の手によって土壌改良・水質改
良された沿岸地域を「里海」と呼び、その土壌改良された田んぼで育った
お米を「里海米」のブランドで展開するものです。

「里海米」は、飯米はもちろん、酒造好適米の「雄町米」を含みます。
その「雄町米」を100％使用して醸造したのが「梅錦　里海の環」になります。
「里海米の雄町米」を使用した清酒は、「梅錦　里海の環　720ml」だけです。
（「瀬戸内かきがらアグリ事業」には当社もメンバーとして参加しております。）

温暖な瀬戸内の気候と明るい土地の恵みが与えてくれた、芳醇で旨味の
ある純米吟醸酒です。

プロデザインによる里海ラベル

ラベルはプロのデザイナーによる、瀬戸内海の多島美をイメージした
ものです。これは愛媛県と愛媛県酒造協同組合が１９年度まで実施する、
「愛媛の酒海外商品力強化事業」の中で、ラベル作成をお願いしました。